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200 キャパシティプランニング①

200.1 リソースの使用率の測定とトラブルシューティング

(重要度:6)

説明

ハードウェアリソースとネットワーク帯域幅の使用率を測定でき、リソースの問題を解決できること。

主要な知識範囲

  • CPU使用率を測定する
  • メモリ使用量を測定する
  • ディスクI/Oを測定する
  • ネットワークI/Oを測定する
  • ファイアウォール機能とルーティングスループットを測定する
  • クライアントの帯域幅使用率をマップする
  • システムトラブルの徴候と発生しそうな問題の突き合わせ / 関連付けを行う
  • ネットワーキングを含むシステムにおいてスループットを推定し、ボトルネックを見つけ出す

 

top – display Linux Processes

 
topプログラムは稼働中のシステムの動的なリアルタイムビューを提供する。現在Linuxカーネルによって管理されているプロセスやスレッドのリスト同様にシステム情報の要約を表示することができる。

主なオプション
d 秒 更新間隔を指定
p プロセスID 特定のプロセスIDについて表示
n 回数 指定回数更新して終了

オプションなしでコマンドを実行すると一定時間ごとにシステムの表示・更新される。

表示内容
2 システムの起動時間、ログイン中のユーザ数、直近1分,5分,15分の負荷平均(CPUの実行待ちプロセス数平均) ※uptimeコマンドの出力と同一
3 プロセスの状態ごとの数
4 CPUの状態
6,7 メモリの使用状況
8 – プロセスごとの情報

コマンド実行中に[f]キーを押すと表示する項目を追加削除できる。
*がついているものは現在選択されている項目

 


 

vmstat – Report virtual memory statistics

 
プロセス、メモリ、ページング、ブロックIO、トラップ、ディスク、CPUの使用状況を報告。

オプション
-n ヘッダを一度のみ表示。オプション無しだとある周期で繰り返しヘッダが表示される。

以下はオプション無しで一度のみ表示する場合、2秒ごとに表示する場合、2秒ごとに3回繰り返して停止する場合の出力例

 


 

iostat –  Report Central Processing Unit (CPU) statistics and input/output statistics for devices and partitions.

 
CPUの使用状況とディスクIOの情報を断続的に表示。主にディスクIOを確認するために使用する。

主なオプション
-c CPU使用率のみ表示
-d ディスクIOについてのみ表示
-k キロバイト単位で表示

各オプションごとの実行例

 


 

cifsiostat – Report CIFS statistics.

 
CIFSのIO統計情報を表示


 

sar – Collect, report, or save system activity information.

 
指定されたアクティビティカウンターの内容を標準出力に書き出す。

主なオプション
-n ネットワーク統計をレポート。”DEV”キーワードを併用するとネットワークデバイスからの統計を表示
-u CPU使用率をレポート
-r メモリ使用率の統計をレポート
-S スワップ使用率の統計をレポート
-f [filename] 指定したファイルからレコードを取り出す。/var/log/sa/saXX


 

sadc – System activity data collector.

 
指定した間隔・回数でシステムデータをサンプルする。指定した出力ファイルまたは標準出力にバイナリフォーマットで記録する。

 
cronで日次実行されて/var/log/sa ディレクトリに出力されている。
/var/log/sa/saXX *XXは日付の数字


 

uptime – Tell how long the system has been running.

 
現在時刻、システムの稼働時間、現在ログインしているユーザ数、過去1,5,15分のシステム負荷平均

 


 

w – Show who is logged on and what they are doing.

 
現在ログ御中のユーザに関する情報と各ユーザプロセスの情報を表示

 


 

ps – report a snapshot of the current processes.

 
アクティブプロセスの情報を表示する。表示を繰り返し更新したい場合はtopコマンドを使用する。

 


pstree – desplay a tree of processes

 
実行中のプロセスをツリー表示する。

主なオプション
-p PIDを表示

 


 

free – Display amount of free and used memory in the system

 
システムの物理メモリやスワップメモリの使用状況(空,使用中)を表示する。カーネルが使用しているバッファーやキャッシュについても同様に表示される。この情報は/proc/meminfoから収集される。

主なオプション
-b , –byte バイトで表示
-k, –kilo キロバイトで表示
-m, –mega メガバイトで表示
-g, –giga ギガバイトで表示
–tera テラバイトで表示
-h, –human 自動的にわかりやすい単位にして表示

表示項目
total 実装済みのメモリ。 /proc/meminfo の MemTotal and SwapTotal
used 使用中のメモリ。”total – free”で算出
free 使用されていないメモリ。 /proc/meminfo の MemFree and SwapFree
shared tmpfsによって使用されているメモリ。/proc/meminfo の Shmem
buffers カーネルバッファーにより使用されているメモリ。。/proc/meminfo の Buffers
cached ページキャッシュにより使用されているメモリ。/proc/meminfoの”Cached – Shmem”で算出。Cached値は実際にはページキャッシュとtmpfsメモリの合計。


 

df – report file system disk space usage

ファイル名引数に含まれるファイルシステムで利用可能なディスクスペースの総量を表示する。
ファイル名引数を指定しない場合は、マウントされた全てのファイルシステムの利用可能領域が表示される。

主なオプション
-a, –all ダミーファイルシステムを含めて表示
-h, –human-readable わかりやすい単位で表示(1024で割る)
-H, –si わかりやすい単位で表示(1000で割る)
-i, –inodes ブロック使用量ではなくiノードの情報を表示
-l, –local ローカルファイルシステムに限定して表示

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地方のインフラ系エンジニアです。 技術情報や資格のための学習情報をUPしています。

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